松井と戸崎という暗黒時代
古い友人から五万円の返済を受ける。
まだ羽振りがよかった頃にまとまったお金を貸したものだ。
遅々とした返済ながら不義理せず少しづつでも返してくれる。
大変ありがたいし支払い後で苦しいところ(いつでも苦しい)なので尚更の嬉しさだ。
そしてこの降って湧いたようなお金は当然勝負をしろということだろう
今更五万円入ったところで何かが変わるものではない
駅で日刊を購入し競馬新聞だけ抜いてゴミ箱に捨てる
今日は降級馬の堅そうなレースがいくつかある。三万円を口座に入金勝負レースに馬連３点勝負だ！！
妙な胸騒ぎもしたがなにをどう考えてもこのレースしかない。
レース後一本のタバコを根元ギリギリまで吸い干した
普段は半分で消すのにだ。
経済的に切迫すればするほど博打は勝てなくなる。
金をおもちゃにできないから普段の購入フォームやセオリーを崩してしまうのだ。
これ以上の勝負をする気力は完全に失せボンヤリと冷酒をあおる。
テレビ放送しているAKB総選挙を見ながらいろいろなことを思い出す
前田と大島で争ってた頃は仕事が絶好調で馬鹿馬鹿しいほどの贅沢をしていたな
指原時代もお金には全く困らず悠々自適に暮らしていたな
そして今年は松井珠理奈さんが一位を獲った。彼女以外は誰が誰だかわからなかった。
AKBも自分の状況も変わっていく
いつかまたお金の心配なく生活できるようになったら
松井珠理奈が一位獲った時はどん底だったな。今となってはいい思い出だ。
そんな日がくればいい
博打以外のことを考える日
歳と共に殺伐としたものを忌み嫌うようになった
格闘技マニアからアイドルオタに天心(誤字w)転身した自分が唯一胸を熱くする選手が那須川天心である
間違いなく天才！日本キック史における最高傑作と呼べる那須川選手が掛け値無し本物の強豪を迎へ撃つ！
ロッタンが那須川のリズムとスピードについて行けない可能性はあるがなんといっても王国のルンピニー一位の選手だ
この試合はタイでもかなり注目されているらしい。ムエタイの威信を掛けて那須川を潰しにくるはずだ！
勝敗は読めないが一つだけ言えるのはもし那須川天心がワンサイドで勝ったら間違いなくK-1の武尊では相手にならないだろう
当然自分は那須川選手を応援するが若いうちに敗北を知るのもいいかもしれない。そのくらいロッタンは強い
朝ビールが好きなツイッター姉さんは元気なのか
ツイッター競馬アカウント名物姉さんが姿を消して久しい
ふと思い出したのと昨日死ぬ思いで打ったからかどうしても今日だけは博打をしたくない
サラリーマンのズル休みみたいなもんかな
朝酒の背徳感は酒飲みなら一度は語るが俺なんかは最初から全部逃げてるからそんか感情はおきようがない
飲み始めたら潰れるまで飲もう
誰も怒る奴もいないしな
焼酎に切り替えて塩鯖でも焼くとしますか...
勝利の虚しさ
カード支払い不足分を補うために朝から奔走につぐ奔走。一日だけの遅れだが訳あって信用情報を傷つけられない為に絶対に今日中に支払いを済ませなきゃならない
結果ギリギリでクリアできたがもう精も魂も尽き果て軽い食事の後泥のように眠ってしまった
今目を覚ましこのブログを書いているが、負けられない博打は例え目的を達成してさえも計り知れない徒労感を生む。本来博打は勝てないようにできている。競馬でもパチンコでも各々の博打には還元率があるが、当然として100%を越えるものなど一つもない。長期スパンではやる側が必ず負けるようにできているのだ
一勝二敗一勝三敗でも充分御の字なわけで毎回自分より強い敵と喧嘩するような無謀さ。そんな勝ち目の薄い闘いに減らせない金を賭ける。
精神的に良いわけがない
充実感なき快勝という言葉の矛盾
今日のような勝負で生き延びるたびに早くこんな生活は終わりにしたいと思うのだ
フォームを貫く だが場面で！
梅雨入りの関東
無職には物悲しさが沁みる雨空の中マイホールに向かう
前日大爆死台で打ち始めるも2kレギュラーから300回し当たらず帰宅
こんな日は一度リセットだ
シトシト降る雨の中憂鬱な気分で金策をあれこれ考える
すると滅多にならないスマホの着信音が鳴り出てみるとウェブで申し込みしたケアハウスの面接日時の確認だった
金曜日に決まり、その場で運転のテストがあるという。採用前提のようにも思えるが過度の期待はしないでおこう
夕方は退社した会社に雀の涙ほどの給料を貰いにいく
保険やら年金やらで散々事務手続きを煩わせた挙句の短期退社なので当然対応は冷たい
迫った支払いを済ませマイホールに再度行くと朝一の狙い台は2000枚ほど出ていた
あと二千円で辿り着ける履歴だ
悔しくないはずがない。だが博打で一番大切なのはフォームを貫くこと、そして我慢だ
フォームを貫くといってもこれは勝負事の話であり対社会になると話は別だ。
社会や職場は与えられた役割を演じるところだ。本当の自分というものには残酷なほど誰も興味がない
それを今一度よく考えて面接に向かいたい
